寒い季節に欠かせないこたつ布団ですが、使用するうちに食べこぼしやホコリ、汗や皮脂などの汚れが蓄積しやすくなります。そのまま放置すると、ダニやカビの温床になり、アレルギーや不快なニオイの原因になることもあります。では、こたつ布団を清潔に保つためには、どのように洗えばよいのでしょうか?ここでは、こたつ布団の洗濯方法や注意点について詳しく解説します。
こたつ布団を洗う際のポイント
こたつ布団を洗う前に、まずは洗濯表示を確認しましょう。布団の素材や製造方法によっては、水洗いできないものもあるため、誤った洗い方をすると型崩れや縮みの原因になってしまいます。
洗濯前に確認すべきポイント
1.洗濯表示をチェックする
○「水洗い可」のマークがあれば自宅で洗濯可能
○「ドライクリーニング推奨」の場合は、クリーニング店へ依頼
2.素材を確認する
○綿やポリエステルのこたつ布団は洗濯可能な場合が多い
○ウールやシルク素材は、水洗いに適さないため要注意
3.洗濯機の容量を確認する
○家庭用洗濯機で洗えるかどうかはサイズ次第
○洗濯機が小さい場合は、コインランドリーを利用
4. 事前に汚れを落としておく
○シミや食べこぼしは、洗濯前に部分洗いをしておくと効果的
○掃除機でホコリやダニの死骸を取り除く
洗濯機で洗える?手洗いが必要?
こたつ布団は自宅の洗濯機で洗える場合もありますが、大きさや厚みによっては手洗いが必要になることもあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
洗濯機で洗う方法
1.洗濯機の容量を確認する
○5kg以上の洗濯機なら小さめのこたつ布団は洗濯可能
○大きいこたつ布団は、コインランドリーの大型洗濯機を利用
2.洗濯ネットに入れる
○布団を畳んで大きめの洗濯ネットに入れ、型崩れを防ぐ
3.中性洗剤を使用する
○一般的な洗濯洗剤よりも、布団用の中性洗剤が適している
4.「手洗いコース」または「布団コース」を選ぶ
○強い水流は生地を傷める可能性があるため、優しい洗い方を選ぶ
5.すすぎをしっかり行う
○洗剤残りを防ぐために、すすぎは2回以上行うのが理想的
手洗いが必要な場合
•家庭用洗濯機では洗えない大きさのこたつ布団
•水洗い不可のデリケートな素材(ウール・シルクなど)
手洗いの方法
1.浴槽にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かす
2.布団を押し洗いする(強くこすらないように注意)
3.十分にすすいで、しっかりと水を切る
4.タオルなどで水分を吸い取ってから乾燥させる
こたつ布団の乾燥方法とダニ対策
こたつ布団を洗った後は、しっかり乾燥させることが大切です。湿気が残っていると、カビや悪臭の原因になるだけでなく、ダニが繁殖しやすくなってしまいます。
こたつ布団の乾燥方法
1.天日干し
○風通しの良い場所で、片面ずつしっかり乾燥させる
○2~3時間ごとに裏返すと、均等に乾きやすい
2.コインランドリーの乾燥機を利用
○60℃以上の高温でしっかり乾燥させるとダニ退治にも効果的
○乾燥時間の目安は30~40分
3.布団乾燥機を使う
○手軽に乾燥でき、短時間でふんわり仕上げられる
○こたつ布団全体に温風が行き渡るように調整する
ダニ対策のポイント
•定期的に布団乾燥機や天日干しを行う
•掃除機でダニの死骸やホコリを除去する
•防ダニスプレーを活用する
こたつ布団の洗濯頻度
こたつ布団は、シーズン中に1~2回、シーズン終了時に1回洗うのが理想的です。特に、使用頻度が高い家庭では、こまめなメンテナンスを心がけることで清潔さを保つことができます。
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